長男ムゥは約一年前から習い事としてスイミング教室に通っています。
この一年、母であるわたしは妊娠(つわり)⇒ 切迫早産による自宅安静 ⇒ 長期入院 ⇒ 出産からの新生児育児といろいろ続いていたのでスイミングスクールの送迎及び見守りは主にパパに任せておりました。
それがね、昨日ムゥが「今日はママと行きたい!」と言うので、まーよく考えたら次男スゥも授乳さえ終わっていたらわたしがいないといけないなんてこともないし、じゃあ久しぶりにムゥのスイミング姿を見にいきましょうか、となったのですよ。
もうね、行ってびっくり。
結論から言うとですね
彼はこの一年、
パシャパシャと水遊びをしていただけに違いありません。
いやーも〜、なんでこうなった?
泳ぐ気はあるのかい?
ムゥが通っているスイミングスクールは窓越しに子どもの姿を見ることができるので、最初は「久しぶりだな〜」なんて微笑ましい感じで見学してたんですけどね。
なんか・・・
だんだん・・・
えーと、うちのコ、いつスイムするの?
たとえば、「ビート板を持ってバタ足をしましょう」という時間では
ビート板を持って歩くだけ。
他のコたちがそれぞれゴーグルをつけ身体を水面に並行に浮かべながらバタバタと可愛い足を動かしているその間を縫うように、歩く。
ビート板をさながらお盆のように持ち、しっかりとした足取りで歩いているのです。
ここはおじいちゃんのカルチャースクールか。
そしてガラス越しに見ている母を見つけ、にこっと笑顔で手を振る。

いや、にこっじゃなくて!
わたしがガラス越しに「およいで!」的なジェスチャーをしたら「ムリムリ!」と言わんばかりに手を顔の前でパタパタと振り、またお盆運びに勤しむムゥ。
・・・は?
いやね、わたしとてムゥが泳げないことはもちろん知ってましたよ。
そもそもまだ水に顔をつけられないし。
一年通ってもスクールのステージ(階級)はいまだ一番下のまま。
たまたま同じ保育園の同級生も何人か同スクールの別曜日か別時間に通っているのですが、一番下のステージはムゥだけです。
知ってはいたものの、いざ現実を目の前にするとなんともこう、やるせない気持ちになるというか・・・。
スイミングを始めたきっかけは
話はさかのぼって、なぜムゥがスイミングを習っているのかというと、これはもう90%は親の意向です。
(あと10%は一応本人の意向。体験教室に行ったあとに感想を聞いたら「楽しかった!習いたい!」と言ったもんですから)
保育無償化の対象年齢になり家計に余裕が出た分「なにか習い事させるか」となったときに一番最初に候補に上がったのがスイミングで、理由としては「身体が丈夫になればいいなー」と思ったから。
水泳って全身運動だし、水の抵抗力の中での運動だから身体が鍛えられそう。
体幹力アップというか、今後べつのスポーツをするにしても身体づくりの基礎としてよさそう。
息を止めるから肺活量アップにも繋がりそうだし、なんか幼少期のそれは脳の活性化にもいいらしい。
つまり「水泳を頑張ってほしい」というよりは、水泳の恩恵にあずかりたかったのです。
そう。最初は。

でもさでもさー
べつに水泳選手になれとは言わないけどさ。
一年もかよったら、軽くでいいからさ、泳げるようになってほしいとかって期待も出てくるじゃん!?
それがよ!?
うちの息子ときたらよ!?
泳ぐどころか水に顔もつけられない!
いつまで経ってもカニさん歩きとワニさん歩きを繰り返し、絶対に顔を濡らさないその姿は一体どこぞのアン◯ンマン。
ていうかね、泳がないことにはそもそもの目的、期待している水泳の恩恵にすら充分にあずかれないんですよ。
しかもね、なにが問題って”泳げないこと”自体が問題ではないのです。
ムゥ本人にやる気や頑張る気持ちがまったくないんです。
びっくりの息子マインド
一年もかよっていまだ一番下のステージのムゥ。
以前、悔しくはないのかと聞いてみたこともあります。
あとから入ったコがどんどんレベルアップしていく。
同じ保育園のお友達もみんな上のステージで頑張っている。
自分だけずっと同じステージで、恥ずかしくない?・・・と。
ムゥ「ぼくが一番ヘタなコじゃないからいいんだよ〜」
なんということでしょう!
彼は、同じステージの中でもさらに下のレベルのコがまだ存在していることで、「自分はまだ一番下じゃない」「まだ大丈夫」と思っていたのです。
上見て暮らすな下見て暮らせ?
やかましいわ!
えーもー
嘘でしょ?
いつの間にそんなマインドを身につけていたの?
しかもさ、その言ってる下のレベルのコたちって
きみより数年年下の、まだ入ったばっかのコたちじゃない・・・。
まーさー
かよっている教室もどっちかというと「ゆるい系」でさ。
べつにできなくても怒られないし、ちょっと頑張ったら「よく頑張ったね〜!」と大褒めでさ。
ムゥのステージのコーチは優しい女性のかたで、ムゥはそれはそれはキャッキャと楽しそうに過ごしているんですよね。
そりゃ居心地も良いわなあ。
水遊び自体は好きなので、毎週楽しくお水パシャパシャして、優しいコーチにたくさん褒めてもらって、とくに努力してなくても誰にもなーんにも言われない。
ぬるま湯がたっぷり入ったプールなんですもん。
・・・はぁ。
努力を求めるのは親のエゴなのか
そもそも本人が「やりたい」と言い出したわけではなく、親の意向でスタートしたスイミング。
それでもさ、やっぱりちょっとぐらい、努力というか、頑張る姿を見せてほしいじゃない。
「◯◯ができるようになったよ!」
「◯◯するために頑張るんだ!
なんて聞きたいじゃない。
(省略してますけど、ここに至るまでにいろいろ声掛けの工夫やご褒美制度やパパから多少怖く言ってもらうことや、なんやかんやいろんな方向を試してみているんです)
でもやっぱりこれって単なる親の押し付けなのかもなー。
だって何回も言うけど、本人から「頑張るから習わせてくれ」とかって言い出したものではないんですよね。
親が、体力アップのためにかよってほしいと行かせているものであって、そこでさらに「わたしたち親の求める姿勢で頑張りなさい」っていうのは、うーん、違うのかもしれない。
今日も元気に過ごしてます
年長さんになったムゥは、めっぽう身体も強くなり、今年はめったに風邪もひかず毎日元気に過ごしています。
もしかしたらこれってスイミングの効果なのかもしれない。
泳いでないけど。
潜ってないけど。
スイミングの効果なのかもしれない。(暗示)
そう思うと、当初の目的はまあ、達成されているのかも。
単に成長しただけっていう気もするけど・・・。
子どもが元気で、毎日楽しく過ごしている。
それが最高で、それが一番。

ですよね!?
・・・いやでも、せめて水に顔をつけるぐらいはさ〜!!
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