長男ムゥの卒園式で着物が着たい。
できれば自分で着付けもしたい。
そんな母の奮闘記シリーズです。
一番最初はこちら↓
前回、着る予定だったピンクの色無地にいろいろと汚れが見つかり(汚れを認識した)、うーんこれはちょっと着られないかもしれないなあ、ここらでいっちょ新しく誂えるか!いやいやそんな贅沢はできぬ、着物は諦めて洋装にしようか・・・でも着物きたいな〜というところになっておりましたが。
あの、わたしね、関西に住んでいるんです。
関西。
大阪。
と、いえば〜??
そう、着物民の聖地「せんびる」に行けるんですよね!(マウント)
ということで、今回そちらに行ってきました!
目次
せんびる初上陸!子連れで行ける?事前情報は無し
「せんびる」(旧船場センタービル)って、知る人ぞ知るというか、めちゃくちゃでかい施設のわりにあんまり情報が出てこないんですよね。
エキスポシティとか三井や三田アウトレットパークとかイオンだったら事前にネットで調べればいくらでも口コミやらなにやら出てくるのに、せんびるは本当、調べても調べてもなんかあんまり出てこないんですよ。
こちら生後半年未満の赤子がいるもんで、基本行動は赤ちゃんと一緒、そうなるとベビーカー事情とかおむつ替えコーナーとか授乳室とか、そういうことが事前にわからないと結構不安で。
わりとどこでもズカズカ行くタイプなんですけど、せんびるはちょっと、無謀そう・・・。

どうやって動いていけばいいのか
なので以前から行きたい行きたいと思いつつ二の足を踏んでいたんですけども。
しかし今回こうやって行く用事ができたし、情報が無いもんは仕方ない。
とにかく子ども連れて行ってみて、無理なら(迷惑になりそうなら)すぐ撤退するか〜と根性決めて挑戦しようと思っていたんですけど、偶然に偶然が重なってなんと今回一人で行けることになったんですよ。
結果。
あそこは子連れ不可だわ。
いや本当に、子無しで行けてよかった!

セーフ!
あそこって問屋街なんですよね。
そして、古き良き大阪の雰囲気をのこしている街。
あの、通路めっちゃ狭いの!

いや通路はまあまあ広いんだけど、それぞれのお店が店舗前でいろんな商品をワゴンで出してるし、なによりたくさんの着物人(きものんちゅ)が行き交うので、はっきり言うとベビーカーはまじで邪魔になると思う。
ていうかたぶん、いや絶対、子連れではお店に入れない。
まだ通路だけならなんとか行き来できるんですけどね。
リサイクル着物がひしめきあう店舗内部はそれはそれは夢のような空間なんですけど、いやそれ大人一人だって通れませんよね?というぐらいミッチミチなんですよ。
今回わたし、リュック背負って行ったんですけど、それすらも邪魔になりそうな感じ。
そもそも生地問屋ですしね、ベビーカーじゃなくて抱っこ紐だったとしても、よだれとかお菓子汚れとか、やっぱり気になってしまうと思う。
ただね、せんびるはそれがいいんですよ。
つい最近初めて行ったばかりの人間がちょっとイキって(※イキって=調子に乗って)物申しますが、さっきも言ったようにこれが古き良き大阪って感じで、これがせんびるの良さなんですよね。
人情味あふれる空間で、宝探しをする場所。
無くなってほしくない、この雰囲気。
わたし自身子持ちで、子どもがいるからっていろんなことを諦めたくない!という気持ちをもちろん持っていて、いろんな場所が子連れに優しい環境になればいいなと思っている側の人間ですが、せんびるに関しては、あのー、こちらが合わせます。

このままでいて!
もちろん誰かが子連れだったとしても、それはべつに咎めないしそれぞれいろんな事情があると思う。
誰かが「せんびる行きたいけど子どもはどうしようかな。誰かに預けることもできるけど、一緒に行ってみようかな」と悩んでこの記事にたどりついたのだとしたら、それは全力で「やめといたほうがいいと思いますよ」とお伝えしたい、そういう意図です。
本当にね、今回たまたま一人で行けたのは奇跡的な偶然だったんですけど、これたぶん、着物の神様が「え?子連れ?ちょ、おま、それはやめとけ。な?悪いことは言わんから」とかなんとかで一人にさせてくれたんじゃないかなと思うのです。
探し物はなんですか?
そんな感じで、たまたま実現できたお一人様せんびるツアー。
こんな機会はめったにないので、着物店が多いという7号〜9号館をびっしり見てきました。
もうめっちゃくちゃ楽しくて、カラフルな着物がところ狭しと密集していて、あれも欲しいこれも欲しい(いつ着るねん)ととにかく心躍る時間でしたが、今回の目的はあくまで”礼装着物”。
それから帯揚げと帯締めと草履がちょっと欲しい。あとかばんとかも見てたら欲しくなってきた。あっ半衿のレースとかも売ってる〜。
わたしは、色無地がいいんですよ。
卒園式なんで、訪問着でも付け下げでもいいと思うんですけど、今回はなんだか色無地の気分だったんですよ。
できればあまり色がはっきりしていない、淡い感じのやつ。
なので淡め色無地あわよくば鮫小紋に照準を絞って、なんだったらここで誂えることも視野に入れて、いろいろまわってみました。
運命の出会いはあるのか
結論、反物買って誂えるのは、店舗にもよるけど思ったより安くはない。
いや破格なんですけどね。本当に。ただその破格って百貨店と比べたらって感じで、たぶん前回提案していただいた鮫小紋の誂えと比べるとそこまで大きな価格差は無い感じ・・・たぶんあの呉服屋さん、本当良い提案してくれたような気がする。
で、リサイクル着物も視野に入れて探し回ったんですけどね。
リサイクル着物って難しいですね〜。
主に着丈と裄!
見た目がドンピシャでもサイズが違うならやはりそれは不可だし、これはもう、デザインとかじゃなくてとにかくサイズさえ合えばそれが運命の出会いと言っていいんじゃないの?ってレベルよね。
で、いろいろ探し回って見つけたのがこちらだったのです。

グレーの色無地。
Salom de Canna(さろん ど かんな)さんで見つけました。
あの、かんなさん、いろっいろ相談に乗ってもらって、もう本当めっちゃ親切なお店でした。
ちなみに、かんなさんはSNS等公開OKということで。
(お店によっては「SNSにあげないでくださいね」とかもある。仕入れとかいろんな事情があるんですよねきっと。これがせんびるの情報が少ない理由のひとつだと思う。だからもう、せんびるはとにかく行くしかないですわ)
こちらのお店のことをインターネットに書いてもいいですか?と確認すると、「もちろん!インスタグラムとかされてるんですか?」と聞かれましたが、いえ、あの、弱小ブログです・・・と答えるのがけっこう恥ずかしかったです。
インスタグラマーとかじゃなくてすみません。

吹けば飛んでく弱小ブログ!
かわいこちゃんは、かわいこちゃんなのか?グレーの色無地ってどうなの!?
さろんどかんなさんで見つけたこのグレーの色無地。
試着したときはめちゃくちゃ可愛い・・・!と心ときめき、結構な時間悩んだ末に、結局このコをお持ち帰りしたんですよね。
うっきうきで家に帰って広げてみたら・・・あれ・・・なんか、く、暗い??

思ったより・・・ダーク寄り??
いやしかしね、とりあえずこのコのかわいこちゃんポイントをまず語らせてください。
控えめながら上品な地紋
このコ、地紋が入っていましてこちら

唐草模様です。
目立たないんですけど、ひそかにお花も入っているので花唐草というのでしょうか?
他にもっと地紋がたっぷりタイプの色無地の試着もしたんですけど、着てみると「なんかうるさいなあ」と思いまして。うん、似合わなかった。
唐草模様にももっといろんな種類があると思うんですけど、このぐらいの控えめな感じがちょうどいいい!となりました。
ちょっとね、キラっとしているんです。
光に当たるとちょっとキラッとするんです。
たぶん一番気に入っているのは、この地紋です。
サイズ感は。袖丈一尺四寸ってどのくらい?
わたし的ネックのサイズ感はばっちり!
・・・いや、嘘かも。ちょっと大きいかもしれない。
裄がちょっとね、手の甲までかかってる。
手が長い人が着ていたんだなー。
あとこのコ、袖丈が一尺四寸なんですって。
なんだっけ、53cm?
最近の通常サイズが49cmだから、ちょっと長い目なんだとか。

き楽っくの替え袖と合わせてみたら、たしかに長いわ。
でもこれ、どうするか検討中で。
礼装用なので、裄は長い目のほうがいいんですよね?
それから袖丈も身長に見合った長さがあるほうが優雅に見えるとか?
調べてみたら、身長165cmだったら一尺四寸が妥当って書いてあった。
なるほどなー。
一応ね、裄も袖も詰めてもらえるんですが、一旦検討ということで持って帰ってきたんですよ。
どうしよっかなー。
せっかくあるなら、このままでいい気がする。
持っている襦袢の袖丈は49cmのものなので、あらためて長いやつを買い足さないといけないんですけど、買い足してでも、こっちを詰めちゃうのはもったいないなあと思うんですよね。
ていうかこのコがこの袖丈の長さを持っていてくれてよかった、とまで思ってる。
この袖丈がかわいい(素敵)なんじゃないのかな?って。
たぶんわたしと同じか、やや大きめの方がマイサイズに誂えたもので、着物とその着ている人が一番上品に見えるように丁寧に仕立てられているんですよね。
袂をちょっと縫う、とかいう方法も教えてもらったし。
うーん、でも裄はちょっと微妙に長すぎかなー。
それも含めてどうしようか検討中です。
一つ紋あり。家紋はどうする?
このコ、一つ紋が入っていて、どうやらこちら縫い紋の様子。

紋についてははいろんな考え方があるんだと思うのですが、わたしは紋ありが欲しかったのでばっちりです。
でね、これを買うまでは「誰か知らない家庭の家紋を背負うのってなんか違和感・・・」と思っていたので、紋も縫い直してもらうつもりでした。
でもなんかだんだんと・・・こう・・・まあいっか、と。
まあ、べつにいいんじゃね?となりまして。
だってこれ、リサイクルです紋ね!他家の家紋が入っていて当然です紋ね!
頭でいろいろ考えているときは、紋は絶対自分のものを入れてもらう紋だと思っていたのですが、購入してみたらすっと腑に落ちたというか納得できたんですよね。
自分ちの紋をつけてもらうのって、サラピンを誂えてもらうとか、そういうときでよくない?
もしこの着物が超ちょう気に入って、今後もずっと着続けたいとなったら縫い直してもらう家紋しれませんが、今はこのままで、と思っています。
あ、作家名入ってた。

誰だろう?
最後まで悩んだ八掛
お店で購入検討しているときに、最後までネックになったのが八掛です。
さっきからチラチラ見えていたと思うのですが

緑なんですよね〜〜〜〜!!!
緑・・・みどり・・・midori・・・さつきmidori・・・。
これはもう好み100%ですよね。
好みで言うと、超絶好みではない。
これも、八掛を張り替えてもらうことを検討したんですけどね。
どうやら、共八掛ということらしく。

地紋が一緒だから、共八掛仕立てのようです。
これは張り替えるなんてもったいない!と・・・。
共八掛じゃないと着物の縮み具合が変わってくるんだとか。
勉強になりました。
そうか〜、そうか〜。
きっと、こだわりを持って仕立てられたんでしょうね。
良いものを、と思って作られたのでしょう。
えー・・・
でもなんで緑〜〜〜〜??
いやね、いろいろ教えていただいたので、共八掛をわざわざ他の生地で張り替えようとはわたしももう思いません。
でも将来もしかしてまたこの着物が超超便利だ使い続けたいとなったら、染め直すとかね、いろいろあるわね。
すべてを飲み込み、この緑については目をつぶりました。
なんかかわいく見えないこともない・・・のか?
いやもう
なんで緑〜〜〜???
コーディネートを考えてみる
はい、そういう着物をね、緑の八掛だけは「なんでなんや」と思いながらも、良いものに出会ったなとルンルンで帰宅したんですけど、いやなんかもう・・・難しい。
やっぱ暗いかな〜??
でもこれってありなのか??
これもうずーっとね、悩み続けています。
あの本当、SNSで聞いてみたりとか。
でも聞いた画像が最初の店舗試着の写真だから実際の色目とはちょっと違ってたんだよね。
いやでも着物自体は気に入っているんです。
本当。
だったらね、うん、まずは着こなしを考えよう!ということで、いろいろ遊んでみました。
手持ちの帯をいろいろ合わせてみました。
まずこれ

※お姉さんは生成AIです。
お?いいんじゃね?


あれ?意外と・・・
なんでも合う?
懐深いタイプ??
じゃあこれはどうだ!

え!!
かわいいじゃん!!
この帯、かわいいんだけど何と合わせたら?って思ってたやつ!
合うじゃん!
これかなり好きかも!!
うん。
うん。
悪くない!
まーでも今回は卒園式なので華やかさが欲しい。
ならこれが一番かな〜?

これに小物合わせをいろいろ考えて・・・
帯揚げはラベンダー、帯締めは、んー・・・ワインレッド、暗さが気になるなら重ね衿を入れて・・・せっかくだからあの八掛の緑にする?

ふむ。
あー・・・
羽織ってみたらどうだろう?

お、なんかまとまりが出た??
ピンク(紫)の色無地のときは羽織は考えていなかったけど、今回のパターンだと羽織ったほうが上品さが出るような気がするな?

紋は気にするくせに、帯付きとかは気にしないタイプだったんですけど、羽織がありかもしれない?
なにより、羽織があれば後ろ姿を!お太鼓をごまかせるし!

前さえきれいにしとけばいいもんね
メリットしかない。
えー、でもどうなんだろう?
逆に暗すぎ?喪感出た?
生成AIのお姉さんが美人だからなー・・・。
美人はすべてを凌駕する。
あとじゃっかん着物の色味も違う気がする・・・。
地味?上品?暗い?ちょうどいい?
わからん!!!
ちょっと本当、いま悩みが尽きない感じです。
着たい気持ちはある。
着物自体は気に入っていて、べつの機会(いつ?)にも着たいと思うので、買ったこと自体は後悔していない。
かわいい帯と合わせて総合的にかわいかったし、良い買い物したなあとか思ってる。
でもなんだろう、正直に言うと、人目も気になる。
なんでその着物なの?みたいな?
くだらないとか言わないで〜!!
うーんでもさ、これはわたしが矛盾してるよね。
地味かも!華やかさが足りない!って思うなら、そもそも最初から付け下げ探しとけよって感じよね。
それを今回、色無地が着たいと思って探したわけで、しかもこんだけ悩んでも、やっぱりいまさら付け下げにしたいとは思わないんですよね。
べつにVeryママになりたいわけじゃなくて、素敵な着物をしかるべきときに素敵に着たい、そんな気持ちから始まっているんですよ。
うまく言えないけど。
ここらへんのわたしの気持ちを、もっとうまく整理して言語化できたらいろんな答えが見つかるのかもしれない。
主役はあくまで子どもだし、そこらへんもちゃんとね。
ちょっといろいと考えてみよう。
まあでも、画面上で考えていてもわからないですよね、まずは着てみないと。
ちなみに夫の反応は
夫はわたしよりよっぽど見る目がある人なので、今回のコを見てもらいました。
「暗いかなあ?」と聞いてみると即答で「あー確かに。え、でも唐草模様だしいいんじゃない?」と・・・。
唐草模様って、一般常識だとは思うんですけどわたしは知りませんでした。
これはわたしが非常識なのか、夫の理解が深いのか。
ただ羽織はべつの色にしたほうがいい、なんかお通夜みたいと言われました。
羽織って、黒以外にあるの??
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