東洋陶磁美術館でキラキラ国宝観てきました〜CELADONー東アジアの青磁のきらめき〜

東洋陶磁美術館 美術館めぐり

子育てに家事に仕事に忙しい毎日だけど

きれいなものを見て

心を動かして

自分を取り戻したい!

0歳の赤ちゃんを連れての美術館めぐりということで「大阪市立東洋陶磁美術館」に行ってきました。

東洋陶磁美術館とは?

大阪市立東洋陶磁美術館とは、大阪・中之島公園内にある陶磁器の名品を数多く所蔵する美術館です。

韓国・中国・日本などの東洋を中心に約4,000点を超える陶磁器を所蔵しており、とくに重要文化財や国宝も含む「安宅コレクション」は必見で、日本にいながらにして韓国・中国の陶磁文化の粋に触れることができるんです。

開館は1982(昭和57)年ですが、2024年にリニューアルして、従来の堅牢な雰囲気からより親しみやすい美術館になりました。

リニューアル後はガラス張りの開放的なエントランスホールが中之島公園との一体感を演出しバリアフリー環境の整備によって訪れるすべての人が作品を楽しめるようになっています。

作品解説も充実しており、陶磁器に馴染みが無い人でもわかりやすく知的好奇心を刺激してくれる美術館ですよ。

所蔵物は?展示方法について

所蔵物の中には国宝が2点、重要文化財が13点あり、これらは日本の陶磁器の中でもとくに価値があり、その美しさと歴史的背景から多くの人々を魅了している作品たちです。

ここで見れる!国宝たち

 ・油滴天目茶碗
 ・飛青磁花生

館内では一部「自然採光展示ケース」や「回転式展示台」を採用するなど、作品をより美しく鑑賞できるような工夫が凝らされています。

陶磁器の鑑賞は、光の種類や状態による影響を受けやすく、微妙な色合いや質感を味わうためには自然光のもとで鑑賞するのが理想的とされているようで、世界で初めての「自然採光展示」を実現しています。

太陽光を取り入れることで理想的な条件での陶磁器鑑賞が可能

展示物はすべてガラス越しですが反射などを感じることなく作品に集中でき、素晴らしい鑑賞体験に没頭することができました。

子連れでも安心!行ってきましたレポ

Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅から土佐堀川沿いの道を、ベビーカーを押して歩くこと約10分。
木陰道を抜けていくと、中之島公園に溶け込むように建っているおしゃれな建物に到着しました。

到着して一番にすることは、当日券のチケット購入・・・からの授乳!

kiko
kiko

静かに鑑賞するためには欠かせません

まずは授乳室へ

受付の方に「授乳室はありますか?」と聞くと、にこやかに背後にある部屋を案内してくださいました。

救護室も兼ねているという授乳室は広々で、ベビーカーも余裕で入ります。
清潔で、おむつを捨てるやつもありました。
このおむつを捨てるやつ、あれです、百貨店とかららぽーととかにある、おむつを差し込むとウイーンと回って密閉してくれるあれです。
ていうかおむつ捨てられるのってめっちゃありがたい

たっぷりの授乳を終えて、とりあえず息子はベビーカーに乗せてみて、いよいよ鑑賞スタートです。

いざ展示室へ

エントランスホールの荘厳なコンクリート壁と階段を横目に、ベビーカー民はエレベーターで展示室へ向かいます。

この日やっていたのは”特別展「CELADONー東アジアの青磁のきらめき」”。
ちなみにセラドンって何なのかなと思っていたら、青磁のことを欧米で「Celadon」と言うらしいですね。
17世紀のフランス小説に登場する青磁色の服を来た人物の名前に由来するとか。

めっちゃおしゃれな由来ですよね!(フランスというだけでおしゃれと思う民)

青磁陽刻 菊花文碗

青磁。翡翠の色。めちゃくちゃきれいでした。
これらは微量な鉄分を含んだ釉薬をかけ、高温で焼くことで翡色(ヒショク/ヒスイの色)に発光するのですが、焼成条件や胎土の色によってもその色合いが微妙に変化するので作品ひとつひとつに多様で豊かな表情を与えています。

好きな翡色、好きな風合いはどれかを探すように見るのが楽しいのです。

会いたかったよ、油滴天目茶碗さま

1つ目のコーナーを抜けたところで突然あらわれたのが、国宝「油滴天目茶碗」。

え、こんな突然、何気なく現れるの?もっと、もったいつけなくていいの?と呆気に取られるぐらい、普通にいました。

これが見たかったのよ。油滴天目ちゃん。
見てこのきらめき!かがやき!写真うつりも良いけど、実物は吸い込まれるような静謐な美しさというのでしょうか、高貴な輝きをまとっていました。
水面に油を落としたような模様から「油滴」と呼ばれますが、この銀色の斑点は見る角度によって様々な色に変化するので、見ていて飽きません。
いやほんと飽きない。ずーっと見てられる。四方がガラス張りなので、ぐるり一周どこからでも鑑賞できます。
正面で見ても横から見ても上から見ても良い茶碗です。眼福眼福・・・。

息子お約束のアレで触れた学芸員さんたちの優しさ

引き続き特別展を鑑賞していたのですが、だいたい半分ぐらい回ったところで、あのー、息子、うんちタイムです。
静かな館内に響きわたる「ん゛ーーーーー」という気張る声。
ぶりぶりっという音が聞こえなかったのが救いです。

翡色で満たされた涼やかで荘厳な室内にうんち臭を充満させるわけにはいきません。
急いで来た道を戻り、感動の対面を果たした油滴天目茶碗さまの部屋も早足に横切り、作品案内のためにスタンバイしてくださっている学芸員さんに声をかけます。

「あの、おむつ替えできるところありますか?(青磁器の鑑賞ポイントを教えてください)」

もうね、めちゃくちゃ丁寧に案内してくださいました。陶器の歴史じゃなくて、多目的トイレについて。

スムーズかつ優しい誘導にアセアセしていたわたしも落ち着くことができました。

ていうかね、うんち出してなくても、そもそもがめっちゃ優しいんですよみなさん
ベビーカーに乗っている息子を見て「かわいい〜」「何ヶ月ですか?」と話しかけてくださったり、まだ言葉を話さない息子に喋りかけられたり。
「きれいなものいっぱい見ていってね」と言ってくださった方もいました。

これが本当に嬉しかった。
歓迎されているようで、赤ちゃん連れてきてもいいんだって、わたしここに来てよかったんだって、心からそう思えたのです。

館内の混み具合について

無事おむつ替えをして、再び鑑賞コーナーに戻り、油滴天目茶碗さまと感動の再会を果たしているうちに息子が寝てくれたので今度は最後までゆっくり回ることができました。

木葉天目茶碗 こちらも天目茶碗の一種で、内面に焼き付けられているのは本物の木葉です

訪問したのは平日正午ごろ。
人は少なめで、気兼ねすることなく落ち着いて鑑賞できました。

混雑していないのでゆったりと回ることができました
mocoちゃん かわいかったな

ミュージアムショップまでしっかり堪能

最後にミュージアムショップに立ち寄り、お土産を購入して今回の訪問を終えました。

ミュージアムショップには陶磁美術館らしく、陶器の商品もあって見ているだけでも楽しかったです。

ポストカードとブックマークを。しおりコレクターなのです。

唯一残念だったのが、mocoちゃんグッズが無かった・・・わたしが見逃していただけ?
東洋陶磁さん!mocoちゃんのブックマーカー作ってください!絶対買うから!

アクセスと入館情報

アクセス

所在地:大阪市北区中之島1-1-26

最寄駅:京阪中之島線「なにわ橋」駅1号出口すぐ
    Osaka Metro 御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅1号出口
    Osaka Metro 堺筋線・京阪本線「北浜」駅26号出口各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側

駐車場:なし

休館日と開館時間、その他情報

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
    年末年始(12月28日~1月4日)
    展示替え期間

授乳室:あり
おむつ替えシート:あり
ベビーカー利用:可
ベビーカー貸出:なし
鑑賞所要時間:約一時間

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